ワインの醸造法

ワイン醸造の原理はぶどうを潰して、果汁を発酵させるという単純なものです。ぶどうは、ぶどう糖、果糖などの糖分を含んでおり、果皮に付いている天然酵母などが働いて発酵します。しかし現在では、日本も含めて世界の主要なワイン産地では純粋培養した酵母を利用することが多くなっています。発酵とは酵母の作用で糖分がアルコールと炭酸ガスに変化することで、ぶどうの糖分%の約半分がアルコール%になります。ワイン醸造は非常に簡単にみえますが、醸造法のポイントは細心の注意を払う必要があります。また、赤ワインと白ワインではぶどうの皮を漬け込んで発酵させるか、果汁のみを発酵させるかの違いがあります。

ワインはヌボー(新酒)は例外として、一般には熟成させた後に飲み頃を迎えます。熟成にはタンクまたは樽熟成と瓶熟成があります。熟成期間は国産ワインの場合、白ワインで1~3年、赤ワインは2~5年で飲み頃になりますが、なかには、10年の時が経って飲み頃をむかえる高級ワインもあります。